いつもお読みいただきありがとうございます!店長の西田京介です。

本日は、皆様に当店自慢の 特大エビフライ の魅力を、歴史や豆知識とともにお伝えしたいと思います。

エビフライの起源

エビフライの発祥には諸説ありますが、東京・銀座の老舗洋食店「煉瓦亭」が考案したという説が有力です。明治33年(1900年)頃、亭主の木田元次郎氏が新たなメニューを模索する中で、エビにパン粉をつけて揚げたことが始まりとされています。

エビフライに使われるエビの種類

エビフライに使用されるエビは、主に以下の種類があります:

  • クルマエビ:高級店で使用されることが多い高級食材。
  • ブラックタイガー:一般的なレストランで多く使用され、食べごたえがあります。
  • バナメイエビ:冷凍食品などでよく使用される、手頃な価格のエビ。

当店では、ブラックタイガーを使用し、ぷりぷりの食感と旨味を最大限に引き出しています。

エビフライの栄養

エビは低脂肪でありながら、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。また、赤色色素である「アスタキサンチン」には抗酸化作用があり、健康にも良いとされています。

うおのぶ食堂の特大エビフライ

当店の看板メニューである 20cm超えの特大エビフライ は、サクサクの衣とぷりぷりの身が自慢の一品です。一口頬張れば、エビの旨味が口いっぱいに広がります。

エビフライの歴史や豆知識を知った上で味わうと、また一層美味しく感じられるのではないでしょうか。ぜひ、うおのぶ食堂で日本の食文化を感じながら、特大エビフライをご堪能ください。

エビフライは、はたして洋食なのか?

エビフライは、はたして洋食なのでしょうか? 季節の山海の幸を食材とする天麩羅は、日本料理を代表する一品です。

日本料理はすべて日本食ですが、2013年12月に無形文化遺産に登録された「和食」とは、極簡単に言うと日本風の食事のこと。つまり、日本食=和食ではない場合があるのも不思議ではありません。

さらに、家庭料理においても、揚げ物の盛り合わせでは 子どもがいるとエビはフライになることが多いですよね。 うどんや蕎麦には海老の天麩羅、カレーライス(インド料理を基にイギリスで生まれ、日本で発展した料理)にはエビフライが付け合せになる傾向があります。

結果として、間違いなくエビフライの料理分類は「洋食」です。 それでいて、エビフライは日本で生まれ、日本全国の家庭に浸透している料理なのです。 洋食とは、西洋料理ではなく、日本で独自に発展した西洋風の料理を指すこともあります。 つまり、日本料理の中の一分類として「洋食」があるのです。

エビフライと相性抜群のタルタルソース

エビフライと相性抜群のタルタルソース。この発祥はフランスだとされています。 元来のそれはフランスでタルタルステーキの付け合わせとして作られたという説なんですね。

タルタルステーキ、妙に洋食らしくないと思いきや、タルタルとは「タルタル人」に由来していて、タルタル人とは『スタートレック』に登場する宇宙人、ではなくモンゴルの遊牧民を指したがTatar訛ったもの。タルタルは様々な変遷を経て現在に至っているのです。

ですから、フライのタルタルソースもきっと日本人好み、各家庭の味にアレンジされているんでしょうね。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

店長 西田京介